家族旅行記2010 inみなべ(#3)

間が空いてしまったので、勢いで多めに書いています。前回の「旅行記」はこちら(8月20日分)を参照して下さい。
「白浜エネルギーランド」の後は、再び高速に乗ってホテルへ。みなべインターを降りてすぐのところには、早速俺が狙っていた「紀州備長炭振興館」の看板が! どうやら俺の知っていたのとは別のものだったようですが、内容はほぼ同じということで、これで納得。翌日の帰路で近くに車を止めてもらい、写真に収めました。
15時20分に、ホテルに到着。父の持つ会員カードのサービスでコーヒーを一杯頂いた後、部屋へ向かいました。今年の部屋番号は520(両親)と522(自分+弟2人)。番号を見て、某「プロアクティブ」を連想したのは俺だけではないはず…。ちなみに、521はスタッフルームにつき欠番でした。
少し部屋で休憩した後は、両親とお土産屋をぶらり。一角には、『びんちょうタン』が描かれたアイスクリームのポスターが貼ってありました。「びんちょうタンも描いてある商品のポスターを見かけたら、それを必ずお土産に選ぼう」と考えていたのですが、これではあいにく移動中に溶けてしまうので、仕方なく他のものを選ぶことに…。
そんな中、いつも週末に長電話している方とのメールのやり取りがしばらく続いたため、出発前にフル充電したケータイが早くもバッテリー切れに…。結局この日は決められず、続きは翌朝にするとして、部屋で夕食まで1時間ほど充電がてら休憩することに。
夕食は「フランス料理のフルコース」。具体的なメニューは最下部に挙げていますが、なんと食事代だけで6930円(定価)もするらしい! そこから割引があったようですが、人生で屈指の贅沢をできたことは間違いない。父には頭が上がらないわぁ…。
夕食の後はずっと自由時間。両親はマッサージのサービスを受けていたようですが、弟2人はひたすら携帯ゲームや遊戯王カード。傍から見ると「もったいない」としか思えないわけで…。
俺はというと、まず20時台は弟らが大浴場とゲーセンでいない一人きりに。いつも通り『Qさま!』を見るつもりでしたが、この日はなんと1週間ほど前に予定されていた田辺市の花火大会があるとのことで、メインはそっちに。父からデジカメを借りて適宜シャッターを切っていましたが、残念ながら何キロも先に離れていたせいで、ほとんどうまくいきませんでした…。終盤には、積乱雲と見られる低い雲に覆われて光しか見えなくなるという仕打ち。結局は夜景で我慢することに。残念だったなぁ…。
21時台に『深イイ話』をごろ寝で視聴した後、22時過ぎに一人で大浴場へ。ピークは過ぎていて、結構人は少なかったですが、露天風呂から見える海景色が全く見えず…。遠く彼方にポツポツと見える夜景が、これはこれで美しかったですけどね。目玉である「備長炭風呂」(詳しくは次回)にも先客がいて入れず、中途半端な面持ちで部屋に戻りました。
ちなみに、入浴後は恐らく人生で初となる浴衣を着てみました。「Mサイズ」でしたが、結構はだけやすくてビックリ。着方が悪かったのか、歩くと下着が見えそうな感じが…。女子のスカートの「スースーするの…」とはまた違いますが、早く慣れたいものですね。不覚にも、『迷い猫オーバーラン!』の温泉回を思い出してしまいました。
弟2人がつまらない雑談をしている脇の窓辺で、藍ぽんのアルバムから静かなナンバーを数曲選んで聴きつつ、週末の長電話のお相手から借りている『ひだまりスケッチ』の『超ひだまつり』のパンフレット(ヤフオクで購入したらしい)やアニメイトの『きゃらびぃ』を通読。前者を消化するのに時間がかかり、しかも0時30分頃に1時間ほど寝落ちする始末…。そのままお開きにして、就寝することにしました。
こうして、長い一日目は幕を下ろしたのでした。二日目の内容については、また次回。

「フランス料理のフルコース」のお品書き
  • [前菜]二種類の肉を中心に、回りをゼリーで格子状に固めた一品(名前は確認し忘れました)
  • [スープ]ベシソワーズ(コンソメを添えて)
  • [魚料理]スズキのオリーブ焼き(ポテトのソースが絶妙)
  • [口直し]レモンのシャーベット
  • [肉料理]牛フィレのグリル(グランメール風)
  • [デザート]バニラアイス、梅とフルーツのゼリー、グレープフルーツのムースの三種盛り
  • [付け合わせ]フランスパン、ホットコーヒー